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待望の“リストグループ”機能をサポートした「Microsoft To-Do」v1.63がリリース

複数のタスクリストをひとまとめに。テンプレの保存やアーカイブに利用することも

「Microsoft To-Do」v1.63

 米Microsoftは8月12日(現地時間)、タスク管理アプリ「Microsoft To-Do」の最新版v1.63を発表した。本バージョンでは、待望の“リストグループ”機能が新たに導入されている。

 “リストグループ”を利用すれば、複数のタスクリストをひとまとめにすることが可能。不要な場合はグループを折り畳み表示することができるので、仕事とプライベートのタスクリストを分けておけば、仕事中にプライベートなタスクが目に入ったり、休暇中に仕事のタスクを目にしないで済む。

 また、テンプレートとなるタスクリストを“リストグループ”で保管しておき、毎回コピーして使ったり、削除したくはないが不要なタスクリストを放り込んでおくための“アーカイブ”グループを作成するといった使い方も有効だ。

 “リストグループ”を作成するには、サイドバー右下のアイコンをクリックすればよい。タスクリストをドラッグ&ドロップすれば、“リストグループ”にタスクリストを移動できる。タスクリストの右クリックメニューを利用してもよい。

タスクリストの右クリックメニュー

 そのほかにも、Windows 10版ではアクセシビリティに関するさまざまな問題が修正された。期限やリマインダー、“今後の予定”リストで生じていたタイムゾーン関連の不具合も対策されている。

 「Microsoft To-Do」は、同社が買収した「Wunderlist」をベースとしたタスク管理サービス。やるべきこと(タスク)を登録して消化するうちに、その日に優先して処理すべきタスクを提案してくれるサジェスト機能が特徴。サジェスト機能の助けを借りながら一日の計画を“今日の予定”リストで管理することで、自然とタスク管理を習慣化できるように設計されている。そのほかにもリストの共有やダークテーマ、手書き入力、ファイルの添付などをサポートしており、Windows 10以外にもiOS/Android、Webで利用可能。最近ではMac向けのネイティブクライアントも追加されている。

ソフトウェア情報

「Microsoft To-Do」Windows 10版
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.63(19/08/12)