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プログラミング言語「Go」のVisual Studio Code拡張機能がMicrosoftからGoプロジェクトへ移管
今後は「Go」言語の開発チームが拡張機能のメンテナンスを主導
2020年6月10日 14:21
プログラミング言語「Go」の開発チームは6月9日、これまでMicrosoftがメンテナンスしてきた「Visual Studio Code」向けの拡張機能を、正式に開発プロジェクトに加えたと発表した。「Go」プロジェクトはここ数年、「Visual Studio Code」の開発チームと協力して拡張機能の開発を支援してきたが、今後は「Go」プロジェクトが拡張機能の開発を主導することになるようだ。
これにより、拡張機能の発行元が“Microsoft”から“Go Team at Google”へと変更されるほか、“GitHub”にある開発リポジトリもMicrosoft(microsoft/vscode-go)から「Go」プロジェクトへ移管され、そのサブプロジェクト(golang/vscode-go)となる。
プロジェクトによると、「Go」言語デベロッパーの41%は「Visual Studio Code」を利用しているとのこと。「Visual Studio Code」は事実上、「Go」開発の標準プラットフォームとなっており、今回の移管は当然の成り行きといえる。プロジェクトが拡張機能の開発を主導することで、フィードバックへの迅速な対応やメンテナンス作業の円滑化、ドキュメントの拡充が進むことに期待したい。
一方、「Visual Studio Code」以外のコードエディターへの対応も引き続き強化される。プロジェクトは言語サーバープロトコル(Language Server Protocol)「gopls」やデバッガープロトコル「delve」のサポートに注力しているが、これは「Visual Studio Code」以外の対応コードエディターにも恩恵のあることだ。
ソフトウェア情報
- 「Go」Visual Studio Code拡張機能
- 【著作権者】
- Go Team at Google
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.14.4(20/06/10)