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「Google Meet」にも“ブレイクアウトルーム”機能が追加 ~「Zoom」「Teams」に追随【11月20日追記】

「Google Workspace」の〝Essentials”、“Business Standard”などでも利用可能に

 米Googleは10月9日(現地時間、以下同)、オンラインビデオ会議サービス「Google Meet」に“ブレイクアウトルーム”機能を追加したと発表した。「Zoom」ではお馴染みの人気機能で、「Microsoft Teams」にも導入が予定されている。

 “ブレイクアウトルーム”を利用すると、大人数のミーティングを一時的に小さなグループへ分割し、ブレーンストーミングセッションや少人数でのディスカッションを行うことが可能。ホストが個別のセッションに入室して話し合いを見守ったり、会話に参加することもできる。すべてのセッションを終了して、メインのミーティングに参加者を呼び戻すことも可能だ。

 「Google Meet」の場合、1つのミーティングに最大100個のブレイクアウトルームが作成でき、ミーティングの参加者がランダムかつ均等に割り振られる。ブレイクアウトセッション間で参加者を移動させたり、シャッフルする機能も提供される。

 ただし、この機能が利用できるのは今のところ“G Suite Enterprise for Education”のみだ。他のエディションでも利用可能になった場合は、改めてアナウンスされるとのこと。

11月20日編集部追記: Googleは11月19日、「Google Workspace」の〝Essentials”、“Business Standard”、“Business Plus”、“Enterprise Essentials”、“Enterprise Standard”、“Enterprise Plus”エディションおよび、“G Suite Business”、“G Suite Enterprise for Education”でも“ブレイクアウトルーム”を利用可能になったことをアナウンスした。