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“Gmail”からチャットを“離席中”に ~Web/iOSで段階的にリリース
Android版アプリでもサポートの予定
2020年10月30日 15:25
米Googleは10月29日(現地時間、以下同)、“Gmail”から「Google Chat」の在席状況を離席状態へ変更する機能を発表した。まずはWebの“Gmail”とiOS版の「Gmail」アプリを皮切りに、将来的にはAndroid版の「Gmail」アプリできるようになる予定。
PCに処理をさせたまま席を外すときや、他人に邪魔されずに特定のタスクに集中したいとき便利なのが、チャットの在籍状況(ステータス)を“不在”にするモードだ。“G Suite”あらため“Google Workspace”でもっとも利用時間が長いのは“Gmail”なので、“Gmail”からチャットのステータスを変更できるのは理にかなっている。
Web(mail.google.com)の場合、チャットのステータス変更は画面中央上の検索ボックスの右隣りにあるプルダウンメニューから可能。モバイルアプリはメインメニュー(横三本線のアイコン)から変更できる。なお、用意されているステータスは以下の3つ。
- Automatic(緑):ステータスは自動で変更される
- Do not disturb(赤):チャットに応答不能。通知はミュートされる
- Set as away(白):離席状態の場合に設定
この機能は“Essentials”エディションを除く“Google Workspace”の顧客すべてに提供される。即時リリース方式のドメインの場合は本日から、計画的リリース方式のドメインの場合は11月12日から段階的に解放される予定だ。