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デスクトップ向け「LINE 6.5.0」が公開 ~スマホの生体認証でログイン可能に

トークルームをフォルダーに分類する機能なども

デスクトップ向け「LINE」v6.5.0

 無料コミュニケーションツール“LINE”を運営するLINE(株)は、デスクトップ向け「LINE」アプリv6.5.0を公開した。今回のアップデートでは、新たなログイン方法が用意されたほか、トークルームをフォルダーに分類する機能が追加された。

 従来からある、メールアドレスまたは電話番号とパスワードを使ったログインや、QRコードを使ったログインに加え、スマホ上の「LINE」アプリで生体認証を使って許可してログインする方法が用意された。初回のみWindows上の「LINE」でスマホの電話番号を入力して暗証番を表示し、スマホの設定画面から暗証番号を入力する必要があるが、次回からはスマホで生体認証するだけで、手軽にログイン可能だ。なお、スマホの生体認証によるログインにはスマホアプリがv10.18.0以降であることに加え、あらかじめスマホアプリに生体認証によるログインを許可する必要があるので注意。

従来のログイン画面から画面下部の[スマーフォンを使ってログイン]から画面を切り替える
電話番号を入力して[スマーフォンを使ってログイン]ボタンを押す
初回は説明画面が表示されるので[暗証番号を確認する]から暗証番号を表示する
暗証番号の表示画面
[設定]-[アカウント]画面から[ほかの端末と連携]を選択
デスクトップ版「LINE」に表示された暗証番号を入力
生体認証を使ってログインを許可する許可
2回目以降はデスクトップ版で[スマーフォンを使ってログイン]ボタンを押し、スマホの「LINE」を開くだけでログイン許可のダイアログが表示され、生体認証によるログインが可能となる

 また、トークルームを任意のフォルダーに分類する機能が追加された。フォルダーはメイン画面上部のタブで切り替え可能。友人や親族、仕事関連などでトークルームを分類しておけば、目的のトークルームを探しやすくなるだろう。

トークルームを任意のフォルダーに分類可能に
フォルダーは画面上部のタブで切り替え可能

 そのほか、ビデオ通話の画面共有機能で、デスクトップ全体だけでなく個別のウィンドウを指定して共有できるようになった。

ビデオ通話の画面共有機能で個別のウィンドウを指定して共有できるように

 デスクトップ向け「LINE」アプリはWindow/Macに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows 10で利用できるストアアプリ版もラインナップされており、こちらは“Microsoft Store”からダウンロードできる。機能はほぼ同一なので、Windows 10環境ではストアアプリ版を利用するのがおすすめだ。

ソフトウェア情報

「LINE」インストーラー版
【著作権者】
LINE(株)
【対応OS】
Windows/Mac
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.5.0
「LINE」ストアアプリ版
【著作権者】
LINE(株)
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.5.0