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保存済みのパスワードをチェックして、脆弱なものはリセット ~「Google Chrome 88」のパスワード管理機能が強化

強固なパスワードを「Chrome」で生成・保存し、複数のデバイスで同期させよう

プロフィール画像の下にあるキーアイコン

 米Googleは1月19日(現地時間)、「Google Chrome」のパスワード管理を強化したと発表した。同日付けでリリースされた「Chrome 88」では、パスワードを確認して脆弱なものを発見し、即座に対策を講じることができる。

 パスワードをチェックするには、プロフィール画像の下にあるキーアイコンをクリックするか、アドレスバーに“chrome://settings/passwords”と入力する。[パスワードを確認]ボタンを押すと、「Chrome」に保存されたIDとパスワードの組み合わせがスキャンされ、不正使用されたパスワードや簡単すぎて推測されやすいパスワードがリストアップされる。リストアップされた脆弱なパスワードには[パスワードの変更]ボタンが備わっており、Webサイトへジャンプしてパスワードの変更手続きを行うことが可能。有名なサイトであれば、パスワードの変更ページへダイレクトに移動できる。

“chrome://settings/passwords”画面。[パスワードを確認]ボタンを押すと、「Chrome」に保存されたIDとパスワードの組み合わせがスキャンされ、不正使用されたパスワードや簡単すぎて推測されやすいパスワードがリストアップされる
リストアップされた脆弱なパスワード。[パスワードの変更]ボタンでパスワードを修正しよう

 この機能はデスクトップ(Windows/Mac/Linux)版とiOS版の「Chrome 88」へ、今後数週間以内に展開される。Android版「Chrome」にも近日中に追加される予定だ。

 急いでアカウントを作成する必要があるなどの理由で、パスワードを使いまわしたり、簡単なものにするのは仕方がないことだ。しかし、弱いパスワードは推測されやすいためお勧めできない。「Chrome」にはパスワード生成機能が備わっており、強固なパスワードをその場で生成できる。生成したパスワードは“Google アカウント”に保存され、他のPC・スマートフォンと同期できるため覚えておく必要はない。

強固なパスワードを自動生成する機能

 「Chrome」に覚えさせたパスワードを「Chrome」以外のモバイルアプリに入力するのが面倒なのがネックだったが、その問題もiOSでは昨年9月に解消され、生体認証でロックを解除して安全に補完入力できるようになった。この機能はAndroid版にも導入される予定なので、今回発表されたパスワードの確認・修正機能とともに活用していきたい