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「Node.js」の2021年2月セキュリティ更新 ~深刻度“Critical”を含む3件の脆弱性を修正

v10.24.0、v12.21.0、v14.16.0、v15.10.0への更新を

「Node.js」v15.10.0などがリリース

 「Node.js」の開発チームは2月23日、「Node.js」のセキュリティアップデートをリリースした。現在、以下のバージョンが利用可能。

  • Node.js v10.24.0(LTS)
  • Node.js v12.21.0(LTS)
  • Node.js v14.16.0(LTS)
  • Node.js v15.10.0(Current)

 今回のリリースで修正された脆弱性は以下の3件で、すべてのリリースラインに影響する。なかでも“CVE-2021-22883”は深刻度が“Critical”と評価されており、警戒が必要だ。

  • CVE-2021-22883:HTTP2の“unknownProtocol”接続が多すぎるとリソース枯渇によりサービス拒否(DoS)が引き起こされる
  • CVE-2021-22884:“--inspect”におけるDNSリバインディング
  • CVE-2021-23840:CipherUpdateにおける整数オーバーフロー(OpenSSL)

 なお、v10系統は今年の4月30日でサポート終了を迎えるので注意したい。