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Microsoft Garage製のアイデアノートアプリ「Journal」の最新版では筆圧感知もサポート

印刷、ペン・鉛筆のカスタムカラー、画像の挿入などに対応し、アプリ連携と表現力を底上げ

「Journal, a Microsoft Garage project」v1.21081.1023.0

 米Microsoftは3月25日(現地時間)、“Microsoft Garage”プロジェクトで開発中のアイデアノートアプリ「Journal」をアップデートしたと発表した。ユーザーからのフィードバックをもとに、新機能の導入やジェスチャーの微調整などを行っているという。

 「Journal」アプリは、ペンを搭載したデバイス向けに開発されたノートアプリ。紙のノートの書き味を再現しており、たとえばインクを削除するのも消したいところを塗りつぶすだけだ。また、メモに下線を引いたり、横に星(☆)マークを付けるとテキストをマーキング可能。デジタルテキストへの認識も行われるので、あとで検索・フィルタリングできる。手書きのシンプルさとデジタルの生産性を両立しているのが特徴といえる。

 最新版では、ページの印刷をサポート。紙へのプリントだけでなく、PDFファイルへの変換や「OneNote」アプリへの書き出しも行える。

 また、ペンツールや鉛筆ツールでカスタムインクカラーが利用できるようになった。ボタンをタップするとカラーピッカーが現れ、好みの色を選択できるようになる。

 そのほかにも、デジタルペンの筆圧感知や画像の挿入がサポートされた。画像の挿入はほかのアプリからのドラッグ&ドロップや、クリップボードのコピー&ペーストでも行える。

印刷、ペン・鉛筆のカスタムカラー、画像の挿入などに対応

 「Journal」は、Windows 10に対応するフリーソフト。現在、“Microsoft Store”からダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Journal, a Microsoft Garage project」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.21081.1023.0(21/03/25)