ニュース

「Notepad++」が「TypeScript」に対応 ~構文色分けや入力補完が可能に

ダークモードはWindows 11へ対応

「Notepad++」v8.1.4

 フリーのテキストエディター「Notepad++」v8.1.4が、8月25日に公開された。今回のアップデートの目玉は、「TypeScript」に対応したこと。言語設定を[TypeScript]に切り替えると、構文色分け(シンタックスハイライト)、入力補完、関数リストといった機能が利用できる。

言語設定を[TypeScript]に切り替え
構文色分け(シンタックスハイライト)、入力補完、関数リストといった機能が利用できる

 また、v8.0で追加されたダークモードも引き続き拡充。OSのテーマ設定には連動しないようだが、Windows 11へ対応させたとのこと。また、既存プラグインのツールバーアイコンもライトモードとダークモードの両方で表示できるようになっているという。

 そのほかにも、機能後退(リグレッション)により検索・置換やファイルを開く処理のパフォーマンスが低下していた問題を解決。短い形式と長い形式の両方に対応した[編集]-[挿入]-[日時」コマンドが新たに導入された。

 「Notepad++」は、海外のプログラマーを中心に幅広い支持を集めているWindows向けのテキストエディター。コンパクトなプログラムサイズと実行速度を重視しており、エディターコンポーネント「Scintilla」をベースに、C++言語(STL)とWin32 APIだけで構築されているのが特徴だ。幅広いプログラミング言語をカバーしたコード補完とシンタックスハイライト(構文色分け)を備えるなど、「メモ帳」代替アプリとしては機能も充実している。対応OSはWindows Vista以降で、ライセンスは「GPL 3.0」

ソフトウェア情報

「Notepad++」
【著作権者】
Notepad++ team
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
8.1.4(21/08/25)