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システムモニター「thilmera 7」が完全無料化 ~シェアウェア版の機能を解放

メインウィンドウの描画はハードウェアアクセラレーションを利用するように

「thilmera 7」v0b171

 コンパクトで多機能なシステムモニター「thilmera 7」の最新版v0b171が、12月28日に公開された。最新版は完全無料化が行われ、これまで年間1,000円で販売されていたシェアウェア版の機能が、フリー版でも利用できるようになっている。

 「thilmera 7」は、CPU/GPUやメモリ、ストレージ、バッテリーの使用量はもちろん、CPU/GPUなどの温度やワット数といったハードウェア情報、再生中音声の情報など多様なシステム情報を、コンパクトに表示できるシステムモニターツール。各情報の表示・非表示を切り替えられるほか、ウィンドウの色やフォント、表示順などを自由にカスタマイズできるうえ、ストレージが過熱した場合に自動でOFFにしたり、スクリーンショットの撮影ができるなど多機能なのも特徴だ。

多様なシステム情報をコンパクトに表示可能

 最新版では、再生中音声のスペクトラムグラフ表示などができる「Sound Analyzer」機能の全機能や、システムの異常時などにメールを送信して通知する機能などがフリー版に解放された。また、メイン画面をハードウェアアクセラレーションを利用して描画できるようになったほか、AMD RAID ドライバーで構成されているSATA/NVMeストレージのSMART情報を独自技術で取得できるようになっている。

メイン画面をハードウェアアクセラレーションを利用して描画できるように

 そのほか、自動更新機能によるアップデートを「最新リリース」・「遅延リリース」・「テストビルド」の3つのチャンネルから選択できるようになるなどの変更が加えられている。

 「thilmera 7」は、64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10/11およびServer 2008/2012/2016に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「thilmera 7」
【著作権者】
弦生ささと 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10/11およびServer 2008/2012/2016
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
0b171 Rev.5(21/12/28)