Microsoft、「Teams」の新機能「Excel Live」を発表 ～8月末からプレビューを開始

Microsoft、「Microsoft Teams」の新機能「Excel Live」を発表

　米Microsoftは7月19日（現地時間）、「Microsoft Teams」の新機能「Excel Live」を発表した。昨年5月から提供されている「PowerPoint Live」の「Excel」版ともいえる機能で、8月末にパブリックプレビューを開始するという。

　これまでの「Teams」でも「Excel」スプレッドシートを共有することはできたが、これは単なる一方的な画面共有機能に過ぎず、双方向の編集は行えなかった。この不満点を解消したのが、今回発表された「Excel Live」だ。ミーティングに参加するメンバーが議論を交わしながら、「Teams」上でスプレッドシートを共同編集できるようになる。

　この機能はアプリ版「Teams」だけでなく、Web版からも利用可能。「Excel Live」のスプレッドシートにはWeb版「Excel」が用いられているようで、デバイスに「Excel」がなくても利用できる。

「Teams」の［共有］メニューからスプレッドシートを選択

「Excel」スプレッドシートをミーティングで共有

参加者からみた様子。共同編集も可能

　「Excel Live」があれば、「Excel」スプレッドシートをリモート会議のコラボレーションキャンバスとして使えるので、生産性が大きく向上するだろう。また、議論をまとめてスプレッドシートに反映させる労力がプレゼンター1人に集中してしまうのを防ぐこともできる。