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Xboxサブスクも「設定」アプリで管理 ~Dev版「Windows 11 Insider Preview」Build 25193が公開

ローカルファイルを「OneDrive」へ直接共有する機能は撤回

「Windows 11 Insider Preview」Build 25193(rs_prerelease)がDevチャネルでリリース

 米Microsoftは9月1日(現地時間)、Windows 11の最新プレビュー版「Windows 11 Insider Preview」Build 25193(rs_prerelease)をリリースした。「Windows Insider Preview Program」のDevチャネルに参加しているユーザーは、「Windows Update」からアップグレードが可能。

 本ビルドでは、「設定」アプリの[アカウント]セクションで「Xbox」サブスクリプションを管理できるようになった。「Microsoft 365」サブスクリプションなどと同様、「Xbox Game Pass Ultimate」、「PC Game Pass」、「Xbox Game Pass for Console」、「Xbox Live Gold」のメンバーであれば、購読状態や支払情報、特典などの情報をこの画面でチェックできるようになる。

 この機能はフィードバックをモニタリングしながら、段階的にロールアウトされるとのこと。

 また、「ナレーター」アプリで新しい点字ディスプレイと点字入力・出力言語がサポートされた。APH Chameleon、APH Mantis Q40、NLS eReaderなど、幅広いデバイスがカバーされるという。

 一方で、Build 25163からロールアウトされていたローカルファイルを「OneDrive」へ直接共有する機能は撤回された。同社は再び有効化したいとしているが、開発版に導入された機能は製品版に組み込まれず、そのままお蔵入りするケースもあることは留意しておくべきだろう。

 また、本ビルドには以下に代表される既知の問題がある点にも注意したい。

  • ゲームのチート防止システム「Easy Anti-Cheat」を使用している一部のゲームがクラッシュしたり、PCのバグチェックが発生する
  • 最新のフライトにアップグレードすると、一部で音声が機能しなくなるという報告を調査中
  • 最近のビルドでいくつかのアプリがクラッシュする報告を調査中
  • 【新規】特定のゲームでマウスを動かすとバグチェック(BSoD)が発生するという報告を調査中
  • 【新規】一部環境でPCを起動するたびに「OneDrive」セットアップが許可を求めてくるという報告を調査中

 [Windows の機能]ダイアログから「.NET Framework 3.5」を有効化できない。アップグレード前に有効にしていても、無効になることがある問題は、無事解決されたようだ。