ニュース

「Winamp 5.9」が正式リリース ~Windows 11互換、ハイレゾやVP8再生にも対応

かつて一世を風靡した伝説的メディアプレイヤーが再始動

「Winamp 5.9」RC1

 ベルギーのWinamp SAは9月9日(現地時間)、「Winamp 5.9」Build 9999をリリースした。今年7月からリリース候補(RC)版がテストされていたが、ようやく正式リリースにこぎつけた格好だ。

 「Winamp」は、かつて一世を風靡したメディアプレイヤー。ちょうどMP3フォーマットが普及しつつあった1997年、米Nullsoftによってリリースされた。プラグインで固有に機能を拡張できた点や、「スキン」でデザインをカスタマイズできた点などが好評を博し、メディアプレイヤーアプリの定番としての地位を確立。多くのアプリに影響を与えた。

 正式版としては久しぶりのリリースとなる「Winamp 5.9」では、Windows 11との互換性を改善。HTTPSストリームやハイレゾ(24bit/192kHzなど)、VP8形式などがサポートされた。不具合の修正とサードパーティーライブラリのアップデートも行われている。