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「Visual Studio」拡張機能がARM64に対応

AMD64バージョンと同じエントリで「Visual Studio Marketplace」へ公開できる

「Visual Studio」拡張機能がARM64に対応

 米Microsoftは9月22日(現地時間)、「Visual Studio」拡張機能がARM64をサポートしたと発表した。同社は今年6月よりARM64にネイティブ対応した「Visual Studio」を提供中だが、拡張機能でもARM64がサポートされた。

 ARM64対応の「Visual Studio」拡張機能を開発するには、以下の手順を踏む必要がある。

  1. 拡張機能ソリューションを作成し、「NuGet」パッケージ マネージャーで「VSSDK BuildTools」を最新版に更新する。
  2. VSIXマニフェストで「arm64」のProductArchitectureタグを追加
  3. プロジェクトのビルドプロパティで、ビルドターゲットを「AnyCPU」(ARM64専用拡張機能の場合は「ARM64」)に設定する

 作成した拡張機能は、AMD64バージョンと同じエントリで「Visual Studio Marketplace」へ登録可能。ユーザーはプルダウンメニューでどちらのバージョンをダウンロードするか選べる。「Visual Studio」の拡張機能マネージャーでは、実行中の「Visual Studio」インスタンスと互換性のある拡張機能のみが表示される。