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「Visual Studio 2012」終了まであと3カ月 ~各バージョンのサポート状況をおさらい

無償版を利用しているユーザーもそろそろ「Visual Studio 2022」への移行検討を

公式ブログ「Visual Studio Blog」

 「Visual Studio 2012」のライフサイクル終了が、あと3カ月(2023年1月10日まで)に迫っている。米Microsoftは10月20日(現地時間)、公式ブログ「Visual Studio Blog」で、古いバージョンの「Visual Studio」を後継版へアップグレードするよう促す告知記事を公開した。

 「Visual Studio」のサポート状況をまとめると、以下の通り。メインストリームサポートでは新機能や不具合の修正を含むアップデートが受けられるが、延長サポートは基本的にセキュリティ関連のみのアップデートとなる。

  • Visual Studio 2012:延長サポートが2023年1月10日に終了。後継バージョンへの更新が必要
  • Visual Studio 2013:2024年4月9日までの延長サポート中。ただし、「Update 5」へ更新していないとセキュリティパッチを受け取ることはできない
  • Visual Studio 2015:2025年10月14日までの延長サポート中。ただし、「Update 3」へ更新していないとセキュリティパッチを受け取ることはできない
    Visual Studio 2017メインストリームサポートが2022年4月12日に終了。2027年4月13日までの延長サポート中。ただし、最終版のv15.9へ更新していないとセキュリティパッチを受け取ることはできない
  • Visual Studio 2019:v16.9のサポートは、2022年10月11日に終了。最終版のv16.11へ更新すれば、2029年4月10日までサポートが継続される
  • Visual Studio 2019(Previewチャネル):アップデートの提供を終了。Releaseチャネル(v16.11)または「Visual Studio 2022 Preview」への移行が望ましい

 「Visual Studio 2017」「Visual Studio 2019」のコミュニティ(無償)版を利用しているユーザーも、そろそろ「Visual Studio 2022」への移行を検討したい。