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Microsoft、「Remote Desktop」アプリのWindows 7サポートを終了へ【10月5日追記】

セットアップ画面とメイン画面に警告を掲出

「Remote Desktop」v1.2.3573

 米Microsoftは9月27日(現地時間、以下同)、「Remote Desktop」のWindows 7サポートを2023年1月10日より終了すると発表した。同日リリースされたInsider版では、セットアップ画面とメイン画面にサポート終了を警告するページやバナーが追加されている。

 「Remote Desktop」(MSRDC)は、他のWindows PCへリモート接続できるMicrosoft公式アプリ。「新しいリモートデスクトップクライアント」とも呼ばれており、「Azure Virtual Desktop」と「Windows 365」のデスクトップとリモートアプリに接続するためのものだ。Windowsに古くから同梱されている「リモート デスクトップ接続」クライアント(MSTSC)とは異なる。

 現在、「MSRDC」は以下のOSをサポートしている。x86/x64のほか、ARM64環境で利用可能。

  • Windows 11
  • Windows 10
  • Windows 10 IoT Enterprise
  • Windows 7

 Windows 7はすでに一般向けのサポートを打ち切っているが、企業向けの有償サポート「拡張セキュリティ更新プログラム」(Extended Security Update:ESU)を購入すれば引き続きセキュリティ更新プログラムを受け取ることができる。

 しかし、それも当初の予定通り、3年で終了する予定。セキュリティ更新プログラムを受け取れるのは、2023年1月10日までとなる。

 「MSRDC」のWindows 7サポートもこれに合わせて打ち切られる予定だ。できるだけ早く最新OSへ移行することをお勧めする。

できるだけ早く最新OSへの移行を

[2022年10月5日] 米Microsoftは10月4日(現地時間)、Windows 7でクライアントを実行しているユーザーに、2023年1月10日でWindows 7のサポートが終了する旨を警告するページとバナーを追加した安定板v1.2.3574を公開した。なお、10月5日現在の最新版はv1.2.3575。

ソフトウェア情報

「Remote Desktop」Insider版
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 7/10/11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.2.3573(22/09/27)