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「Windows 7 SP1」の拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)は予定通り3年で終了

「Microsoft Azure」上で動作する「Windows Server 2008/2008 R2 SP1」はさらに1年延長

公式コミュニティ「Microsoft Tech Community」の記事

 拡張セキュリティ更新プログラム(Extended Security Update:ESU)による「Windows 7 SP1」および「Windows 7 Professional for Embedded Systems」の延長サポートが、2022年2月8日で最終となる3年目に突入する。これに関連して米Microsoftは10月5日(現地時間、以下同)、公式コミュニティ「Microsoft Tech Community」の記事をアップデートした。

 それによると、「Windows 7 SP1」のESUに延長はなく、予定通り3年で終了するようだ。セキュリティ更新プログラムを受け取れるのは、2023年1月10日までとなる。

 しかし、「Microsoft Azure」上で動作する「Windows Server 2008 R2 SP1」、「Windows Server 2008 SP2」、「Windows Server 2008 R2 SP1 for Embedded Systems」、「Windows Server 2008 SP2 for Embedded Systems」については、2023年2月14日から2024年1月9日まで、さらに1年間の延長サポートを受けることができるとのこと。

 ESUは、企業向けに提供されている有償の延長サポート。一般ユーザーに対する「Windows 7 SP1」のサポートは2020年1月14日に打ち切られている。