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今月のWindows 10パッチ「KB5018410」に問題、「OneDrive」が予期せず終了する

特定操作でエラーも

同社のドキュメントページにおけるアナウンス

 米Microsoftは10月27日(現地時間)、2022年10月のセキュリティ更新プログラム「KB5018410」を適用した環境で「OneDrive」同期アプリが予期せず終了してしまう問題があることを明らかにした。

 同社によると、「OneDrive」が予期せず終了してしまう以外にも、以下の操作を行おうとするとエラーが発生する場合があるという。

  • 「OneDrive」同期アプリでアカウントをサインアウトまたはリンク解除する
  • 「Microsoft SharePoint」または「Microsoft Teams」のサイトからデバイスに同期するサイトまたはフォルダーのリンクを解除する。
  • OneDrive」同期アプリをアンインストールする(失敗する場合がある)

 この問題は「OneDrive」と「OneDrive for Business」の両方で発生する。影響するプラットフォームは以下の通り。

  • Windows 10 バージョン 22H2
  • Windows 10 バージョン 21H2
  • Windows 10 バージョン 21H1
  • Windows 10 バージョン 20H2

 サーバーOSではこの問題は発生しない。また、Windows 11にも影響はないようだ。

 同社は現在、解決策を検討中。来週にも修正できる見込みだとしている。