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国産メタバース「cluster」のVR版カメラがより直感的に進化! ~被写界深度の調整やカメラのワールド固定が可能に
可愛らしい感情表現ができる新エモート「ウキウキ」なども追加
2022年11月7日 07:25
クラスター(株)は11月1日、同社が開発・運営するメタバースプラットフォーム「cluster(クラスター)」の最新版v2.49を公開した。本バージョンの目玉は、10月20日に開催された「Cluster Conference 2022」で発表された「カメラ 2.0」がVR版向けにリリースされたことと、新エモート「ウキウキ」の追加という2点を中心とした機能改善が行なわれたことだ。
「カメラ 2.0」は、ユーザー待望のカメラ機能に関するメジャーアップデート。フォーカスモードを切り替えての被写界深度の調整や、レンズの取り外しを含むレンズ角度の調整が可能になった。また集合写真などが撮影しやすくなる追加機能として、ワールドにカメラを固定できるようになった。
これまでの機能と比較すると、より直感的で使いやすい完全新規のUIに変更されたことで非常に細かい部分まで調整やアレンジが可能になり、新しい写真表現ができるようになった。
現時点ではVR版向けのみの実装だが、同様のカメラ機能はスマホ・PC版へのアップデートも近日中に行なわれる予定になっている。
実際に「カメラ2.0」を使用して撮影した写真の例は下記の通り。センスとテクニック次第で美しい写真や、クールな写真を撮影できるだろう。
さらに、新エモート「ウキウキ」もあわせて追加された。こちらは腰と腕を回す可愛らしいエモートで、自分の感情を表現する手段がまた1つ増えたことになる。
v2.49のアップデートでは、ほかにも「はて?」エモートの音量が調整された。スマホ版においては、持っているチケットの一覧がアプリ内で確認可能に。またPC版においては、言語切り替えのUIが変更され、使用しているWebブラウザーの言語設定に合わせて自動で使用言語が切り替わるようになった。
「cluster」は、Windows/macOSのほか、スマートフォンやOculus Quest 2単体、PC+VRなど多彩なデバイスから利用できる国産メタバースプラットフォーム。アバターを使ってバーチャル空間で他の参加者とコミュニケーションを取ったり、ゲームやイベントで遊ぶことができる。また、メタバースの中でアバターやワールドという3DCGで構築された空間の制作なども可能だ。
ソフトウェア情報
- 「cluster」Windows版
- 【著作権者】
- クラスター(株)
- 【対応OS】
- Windows 10以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- v2.49(22/11/01)