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Windows 11がカメラの背景ぼかしやノイキャンをOSレベルで利用可能に
Beta版「Windows 11」Build 22623.885/22621.885が公開
2022年11月8日 17:02
米Microsoftは11月7日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」ビルドのBetaチャネルをアップデートした。今回のフライトも、以下の2つのバージョンが配信されている。
- Build 22623.885:新機能がロールアウトされるビルド
- Build 22621.885:新機能が既定で無効化されるビルド
以前にBuild 22622(新機能が有効なビルド)を利用していた場合は、イネーブルメントパッケージでBuild 22623へ自動移行される。
Build 22623.885では、クイック設定に「Windows Studio Effects」が追加された。これは「Microsoft Teams」で提供されていた背景効果(ぼかしなど)、アイコンタクト・自動フレーミング(Webカメラの映像を補正して正面を向いたり、枠内に収めるようにする)、音声フォーカス(ノイズ除去)といった機能を他のアプリでも利用できるようにしたもの。NPU(AI処理向けのプロセッサー)を搭載したデバイスで利用できる。
また、「設定」アプリの[電源]セクションにPCのエネルギー効率を高めるために推奨される項目を表示するページが追加される。Dev版でテストされていたウィジェットの拡張ビュー(Expanded View)も導入され、Build 22621.885でも利用できるようになる。
ただし、これらの機能は一部環境から順次展開されるとのこと。すぐには利用できないこともある。
なお、Betaチャネルのビルドはあくまでも製品リリース前のプレビュー版だ。Devチャネルほどではないが、不具合が含まれている点には注意したい。たとえば、システム全般では以下が既知の問題として挙げられている。
- 一部インサイダーからオーディオが機能しなくなったという報告があり、調査中