ニュース

Windows 10のタスクバーから「コルタナ」ボタンが消える……最新プレビューパッチで

タスクバーをデスクトップ上に表示している場合、検索ボタンはボックスに

「KB5020030」を適用したあとのWindows 10のデスクトップ

 米国時間11月15日にリリースされた2022年11月のWindows 10向けプレビュー更新プログラム「KB5020030」では、タスクバーに若干の変更が加えられている。

 まず、タスクバーがデスクトップ上部にある場合、これまで「Windows Search」はボタン表示が既定だったが、「KB5020030」以降は検索ボックス表示が既定となる。「検索ハイライト」が有効であれば、その日にちなんだイラストで検索ボックスがデコレーションされるのも、タスクバーがデスクトップ下部にある場合と同じだ。

従来の表示
検索アイコンはボックスに。「コルタナ」ボタンは消える

 また、この変更はタスクバーを小さなボタンモードにしているときにも適用される。

 この変更が気に入らない場合は、タスクバーを右クリックし、[検索]メニューのオプションを変更すればよい。

タスクバーの右クリックメニューから設定を変更可能

 次に、「コルタナ」(Cortana)のボタンが既定でタスクバーにピン留めされなくなった。これは「タスクバーのエクスペリエンスを効率化するため」だという。

 再び「コルタナ」のタスクボタンを表示したい場合は、タスクバーの右クリックメニューから有効化するとよい。

 そのほかにも、このプレビューパッチでは「Microsoft Store」でのエラーや、特定のプリンターで印刷時に位置がずれる問題、フィジーの夏時間問題などが修正されているとのこと。大きなトラブルがなければ、来月のパッチチューズデー(日本時間12月14日)に一般配信される。