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Windows 10/11の一部バージョンにプレビューパッチ ~今年最後のCリリース

新しい「クイック アシスト」アプリを導入

Microsoft、「Windows 11 バージョン 21H2」などに対しCパッチをリリース

 米Microsoftは11月15日(現地時間)、2022年11月のプレビュー更新プログラムを一部バージョンのWindowsに対しリリースしたと発表した。編集部ではまだ確認できていないが、間もなく「Windows Update」を介した配信が開始されるものと思われる。

  • Windows 11 バージョン 22H2:(未リリース)
  • Windows 11 バージョン 21H2:KB5019157
  • Windows 10 バージョン 22H2/21H2/21H1:KB5020030
  • Windows Server 2022:(未リリース)
  • Windows Server 2019:(オプションパッチの提供を終了)

 今回リリースされたのは、セキュリティ関係の修正を含まないパッチ(Cリリース)。米国時間の来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー、Bリリース)に先駆けテストされるものだ。

 Cリリースは必須ではなく、あくまでも「オプション」として配信されている。そのため適用する必要はないが、新機能をいち早く試してみたい場合は試してみてもよいだろう。

新しい「クイック アシスト」アプリ

 Windows 11におけるハイライトは、以下の通り。

  • 新しい「クイック アシスト」アプリを導入
  • 「Microsoft Store」の更新エラーに対処
  • 企業によって管理されている一部のデバイスに影響する問題に対処。アプリインストールの信頼性が向上する
  • 「Microsoft Direct3D 9」(D3D9)の問題を修正。リモート デスクトップ接続を使用すると動作を停止することがある
  • 「Microsoft Defender for Endpoint」の問題を修正
  • [スタート]画面の[ピン留め済み]セクションでページ切り替えを行うと[スタート]画面が機能しなくなる問題に対処。右から左へ記述(RTL)する言語で発生

 なお、来月は年末年始のためプレビューパッチの配信はない。これが年内最後のプレビューパッチになる。また、「Windows 10 バージョン 21H1」は来月13日でサービスを終了するので注意したい。