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Windows 11 バージョン 22H2のIME問題が解決 ~全角・半角の切り替えで一部アプリがクラッシュ

2022年11月のプレビュー更新プログラム「KB5020044」で

Microsoftのドキュメントページ

 米Microsoftは11月29日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 22H2」で入力方式エディター(IME)の入力モードを変更すると一部のアプリケーションが応答しなくなる問題を修正したと発表した。

 この問題は「Text Services Framework」(TSF)の特定コンポーネントを読み込むアプリケーションで発生することがあり、多くの場合エラーメッセージなどは表示されず、勝手にアプリが終了してしまう。また、日本語以外の言語にも影響する。

 Embarcadero Technologiesが以前、「Delphi」「C++Builder」「RAD Studio」製アプリで日本語変換を利用するとクラッシュする問題を指摘していたが、それのことであると思われる。

 この問題は、2022年11月のプレビュー更新プログラム「KB5020044」で解決済み。大きな問題がなければ、来月のパッチチューズデーで一般配信される。