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「Excel」の新関数「IMAGE」が「Microsoft 365」最新チャネルに登場

タッチ向けリボン、字幕付きメディア保存なども導入された2022年11月更新

2022年12月7日 15:30

「Microsoft 365」アプリの2022年11月バージョンを最新チャネルへリリース

　米Microsoftは12月6日（現地時間）、「Microsoft 365」アプリ（旧称：Office 365）の2022年11月バージョン（Version 2211）を最新（Current）チャネルへリリースした。このバージョンでは新関数「IMAGE」が「Excel」で利用できるようになっている。

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　「IMAGE」は指定したURLから画像を取得し、セルの中に挿入する関数。セルの中に画像を表示したい場合、従来は「セルの上」に画像を乗せ、幅と高さを合わせてセルの中にあるかのように見せる必要があったが、これからはそうしたトリックが不要となる。

　たとえば在庫追跡シートに製品写真を追加したり、従業員の名簿を顔写真付きで管理したり、チームロゴ入りのゲームのトーナメント表を作成したりといった用途に活用できる。

新関数「IMAGE」が「Excel」で利用可能に

　2022年11月バージョンにおける変更は、以下の通り。「Excel」だけでなく、「Outlook」や「PowerPoint」にもいくつかの改善が導入されている。なお、新機能は段階的に展開されていることがある。まだ利用できない場合は、しばらく待つとよいだろう。

Excel

  • 新関数「IMAGE」。引数にはソースURL、代替テキスト、サイズを指定できる
  • リボンのタッチ操作を改善。タブレット状態で使用している場合に、ボタンの間隔が広がる

Outlook

  • ［機密ラベル］ドロップダウンメニューでメッセージにS/MIME暗号化と署名を付与（Windows版）
［機密ラベル］ドロップダウンメニューでメッセージにS/MIME暗号化と署名を付与

PowerPoint

  • クローズドキャプション（字幕）付きでメディアを保存
  • リボンのタッチ操作を改善。タブレット状態で使用している場合に、ボタンの間隔が広がる

Word

  • リボンのタッチ操作を改善。タブレット状態で使用している場合に、ボタンの間隔が広がる