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Microsoftが古い「Teams」無料版を廃止 ~月額500円の「Teams Essentials」へ引き継ぎ可能

新規に「新しい無料版」を始めることもできるが、データの引き継ぎ不能

Microsoft、「Teams」無料版(クラシック)を廃止

 米Microsoftは4月12日(現地時間)、「Microsoft Teams」無料版(クラシック)を廃止する。

 今回廃止される無料版「Teams」とは(クラシック)は、ビジネス向けに提供されていたプラン。組織あたり300人まで利用可能で、基本的なコミュニケーション機能に加え、1ユーザーあたり2GBのストレージ(共有ストレージ10GB)が提供されていた。ただし、ミーティングには1対1の場合で30時間まで、グループの場合で60分まで、参加人数は100人までといった制限が課される。

 このプランは現在提供されている無料版「Teams」とは直接のデータ互換性がなく、後継は月額500円の「Teams Essentials」となる。データの引き継ぎが必要な場合は「Teams Essentials」を、不要な場合は新しい無料版「Teams」への移行が必要だ。

 「Teams Essentials」はクラシック無料版のデータが引き継げるだけでなく、ミーティングに課せられていた制限が緩和される(グループミーティングは最大30時間、300名参加可能)。また、クラウドストレージも10GBに大幅増量される。