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「Xamarin」は2024年5月1日に終了、今秋出荷予定の「iOS 17」「Android 14」に対応せず

.NETベースのクロスプラットフォームアプリ開発基盤、「.NET MAUI」などへの移行を

.NETベースのクロスプラットフォームアプリ開発基盤「Xamarin」

 C#/XAMLでクロスプラットフォームアプリを開発できる「Xamarin」は、米国時間2024年5月1日にすべての開発キット(SDK)がサポートを終了する。後継の「.NET MAUI」などへアップグレードする必要がある。

 「Xamarin」は.NET上に構築されたオープンソースのクロスプラットフォームアプリ開発基盤。「Xamarin.iOS」、「Xamarin.Android」、「Xamarin.Forms」などのコンポーネントから構成されており、Windows開発者が使い慣れたC#/XAMLでiOSやAndroidのネイティブアプリをビルドできる。同社によると、「Xamarin」を活用すればプラットフォーム間でアプリケーションのコードを平均で90%ほど共有できるようになるという。

「Xamarin」のアーキテクチャー

 「Xamarin」が対象とするプラットフォームは、以下が最終バージョンになる。

  • Xcode 14(iOS 16/iPadOS 16/macOS 13)
  • Android 13

 つまり、今秋リリースが予定されている「iOS 17」「Android 14」での動作は保証されない。