「Android 14」のベータ版が公開 ～一般ユーザーも「Pixel」デバイスで試せる

ベータプログラムのWebサイト

　米Googleは4月12日（現地時間）、「Android 14」のベータ版を初公開した。Android開発者だけでなく、新機能をいち早く試してみたい一般のユーザーも導入できる。

　「Android 14」は、今夏以降にも正式リリースが予定されている「Android」の次期バージョン。「Android 12L」や「Android 13」の成果をもとに、パフォーマンスやプライバシー、セキュリティの強化、カスタマイズの拡充、アプリ開発の生産性向上が図られている。

　ベータ版「Android 14」は、以下の対応する「Pixel」デバイスであれば手軽に利用可能。

• Pixel 4a (5G)
• Pixel 5
• Pixel 5a
• Pixel 6
• Pixel 6 Pro
• Pixel 6a
• Pixel 7
• Pixel 7 Pro

　「Android 14」へアップグレードするには、まず「Pixel」デバイスでベータプログラムのWebサイトへアクセスし、ここで「Google アカウント」を登録する。あとはデバイスでアップデートをチェックすると、「Android 14」が配信される。ただし、「Google アカウント」の登録からアップデートの配信までは最大で24時間かかることがある。

ベータプログラムのWebサイトへアクセスし、「Google アカウント」を登録

デバイスでアップデートをチェックすると、「Android 14」が配信される

　「Pixel」デバイスを所有していない場合は、「Android Studio」のAndroidエミュレーターで64bitシステムイメージ（Upside Down Cake）が利用できる。

「Android Studio」のAndroidエミュレーターで64bitシステムイメージ（Upside Down Cake）が利用可能