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iPhone、iPad、Macにゼロデイ脆弱性、Appleが「緊急セキュリティ対応」をリリース【7月13日追記】

iOS/iPadOS 16.5.1、macOS Ventura 13.4.1、Safariが対象

[2023年7月13日編集部追記] 一部のWebサイトが正しく表示されない問題が発見されたことをうけ、新しいセキュリティ対応がリリースされた。

Apple、「iOS 16.5.1 (a)」「iPadOS 16.5.1 (a)」を公開

 米Appleは7月10日(現地時間)、iPhone、iPad、Macを対象とした「緊急セキュリティ対応」をリリースした。「セキュリティ対応」の公開は、2023年5月以来。重要なセキュリティ修正が含まれており、すべてのユーザーに適用が推奨されている。

 今回リリースされた緊急セキュリティ対応は、以下の通り。

 問題があったのは「WebKit」で、細工が施されたWebコンテンツを処理するだけで任意のコードが実行されてしまう可能性がある(CVE-2023-37450)。すでに悪用の報告があり、一刻も早い対処が必要だ。

 iOS/iPadOSの場合、「セキュリティ対応」は「設定」アプリの[一般]-[ソフトウェア・アップデート]セクションからダウンロード可能。正常に適用されると、バージョンナンバーの後に「(a)」が付与される。

iOS/iPadOSの場合、「設定」アプリの[一般]-[ソフトウェア・アップデート]セクションからダウンロード可能