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Microsoft公式の「Windows バックアップ」アプリ、Windows 10にも標準搭載へ

現在の環境をクラウドへバックアップし、新しいデバイスへの移行を支援

プレビュー版「Windows 10」にも「Windows バックアップ」アプリが追加

 「Windows バックアップ」アプリはWindows 11だけでなく、Windows 10にも導入されるようだ。米国時間8月10日、Release Previewチャネルでリリースされた「Windows 10」Build 19045.3391で、同アプリが標準搭載された。大きな問題がなければ、いずれ一般の環境にも展開されるだろう。

現在の環境をクラウドへバックアップし、新しいデバイスへの移行を支援

 「Windows バックアップ」は、Microsoft公式のバックアップアプリ。利用中デバイスの個人フォルダー、[スタート]画面やタスクバーにピン留めしたアプリ、Windowsの設定、Wi-FiネットワークなどのID・パスワードなどをクラウドへバックアップすることができる。もともとプレビュー版Windows 11でテストされていた。

 ちなみに、バックアップされたデータはOSの初期セットアップ画面(OOBE)で復元できる。新しいデバイスをセットアップするついでに、使い慣れた環境を簡単に引き継げるようになるわけだ。OSのリフレッシュを行うときにも役立つだろう。

バックアップされたデータはOSのセットアップ画面(OOBE)で復元できる