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「Microsoft Edge」の増えすぎた便利ツール、大量リストラへ

数式を解く機能や品詞の色分け、キッズモードなどがターゲットに

「Microsoft Edge」の増えすぎた便利ツール、大量リストラへ

 米Microsoftは8月25日(現地時間)、デスクトップ版「Microsoft Edge」v117.0.2045.9をベータ(Beta)チャネルでリリースした。[その他のツール]メニューを簡素化するため、以下のツールが非推奨となるとのこと。

  • 数学ソルバー:数式を解く機能
  • イマーシブ リーダーの図解辞書:単語の意味をわかりやすく絵で解説
  • コレクションの引用:出典や参考文献の管理機能
  • イマーシブ リーダーの文法ツール:単語を音節に分解したり、品詞を色分け(一部言語にのみ提供)
  • キッズ モード:子どもが安全に「Edge」を利用できるようにする

 [その他のツール]メニューは、画面右上の[設定など]メニュー([…]アイコン)の[その他のツール]からアクセス可能。一部機能はツールバーの右クリックメニューからカスタム画面へアクセスすれば、ツールボタンとして表示しておくこともできたが、いずれ利用できなくなるようだ。

「Edge」に収められたさまざまな便利ツール

 その代わり、ベータ版「Edge 117」では「Microsoft Edge for Business」のアップデート、AIを活用したWebページ検索の改善(スマート検索)、「ウォレット」機能で仮想の種を木に育てる機能などが導入されている。試してみたい場合は、「Microsoft Edge Insider」からBetaビルドをダウンロードするとよい。安定版「Edge」と同じ環境にインストールしても問題はない。