やじうまの杜
「Microsoft Edge」に電卓やゲームを詰め込んだサイドバー ~「Edge 106」から展開中?
電卓など6種のミニアプリをサイドパネルで切り替え
2022年10月5日 06:45
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
「Microsoft Edge 106」にアップデートすると、画面右端に「サイド バー」が現れることがあるようです。編集部でも一部の環境で有効化されましたので、どんなものなのか調査してみました。
6つのコマンドをコンパクトに切り替え
執筆時現在、「サイド バー」には6つのアプリが登録されており、アイコンのクリックで切り替えることができます。
- 検索
- ショッピング
- ツール
- ゲーム
- Microsoft Office
- Outlook
不要なアプリはトグルスイッチで非表示にすることも可能です。
「サイド バー」そのものが不要な場合は、下部にある非表示ボタンをクリックしましょう。設定画面などからもON/OFF可能です。
検索
「検索」アプリは、指定したキーワードをサイドパネルで検索する機能です。閲覧画面でテキストを選択し、[サイド バーで "(選択テキスト)" を検索する]というコマンドを実行したときも、ここに検索結果が表示されます。
おすすめの検索キーワードをピックアップしてくれたり、閲覧中のWebサイト(ドメイン)に限定して検索できるのが便利ですが、検索エンジンは「Bing」固定です。
ショッピング
「Edge」にはショッピング支援機能が搭載されており、「Amazon.co.jp」などのショッピングサイトで商品ページを開くと、利用できる可能性のあるクーポンを探したり、価格の変動をチェックしたり(「Keepa」の簡易版のような機能です)、他のショッピングサイトとの比較を行ってくれます。これを「サイド バー」に収めたのが「ショッピング」アプリのようです。
商品ページ以外で「ショッピング」アプリを開くと、最近表示したアイテムや話題の商品、本日のお得な情報などを知らせてくれます。
ツール
「ツール」アプリは、以下のユーティリティを収録したパネルです。
- 電卓:簡単な四則計算を行う
- 辞書:データの提供元は「Oxford Languages」
- 翻訳:入力したテキストを他の言語へ翻訳。翻訳結果を音声で再生したり、クリップボードへコピーすることも
- 単位変換:距離や重さ、長さなどの単位を変換
- インターネット接続テスト:ネットワーク品質を調査
高度なことをやろうと思うと物足りなさを感じますが、Webサーフィンのついでに使うのならばちょうどいいのかもしれません。不要なユーティリティはヘッダーをクリックすることで折り畳むことができます。
Microsoft Office
「Microsoft Office」アプリは、「office.com」の簡易版。オンライン版「Microsoft Office」を利用したり、「OneDrive」に保存されている最近の書類へ簡単にアクセスできます。