やじうまの杜
マインスイーパーの新境地! 脳と目の限界に挑む「Minesweeper Twist」を早速プレイしてみた
変則的なマスの構成で、息抜きどころか脳が汗をかく悪魔のゲームだった……
2024年3月1日 08:30
Windowsに長らく標準でインストールされていた「マインスイーパー」。Windowsユーザーなら、1度はプレイされたことはあるのではないでしょうか。
シンプルながら中毒性もあり、難易度の設定もできます。ちょっとした息抜きに、と始めたら、もう1回だけ、もう1回だけ……と終わらなくなってしまうこともあるかもしれません。そんな長寿ゲームに新境地の「Minesweeper Twist」という作品がリリースされました。
もはやお馴染みの存在なので、もしかしたら今さら「マインスイーパー」のルールや概要を説明する必要もないかもしれません。ですが、まずは念のため、簡単にご説明しますね。
「マインスイーパー」は、隠された地雷を避けつつ、全てのマスを開けていくことが目的のパズルゲームです。プレイヤーは、地雷が隠されていないマスをクリックして開けていきます。空いたマスに数字が表示されることがあり、その数字はそのマスに接する8つのマスの中に何個の地雷が隠されているかを表しています。
この情報をもとに、どのマスに地雷があるかを推理し、地雷があると思われるマスにはフラグを立ててマークしていきます。最終的に、地雷がないマスをすべて開き、かつ正確に地雷マスをマークできればゲームクリア。間違って地雷マスを開いてしまうとゲームオーバーです。
さて、そんなマインスイーパーには定石のようなものがありますよね。まず隅や端から始めたり、特定のパターンを見つけると、地雷がある場所を確定的に特定するような方法です。
ですが、そんな定石が通じない新しいタイプのマインスイーパーゲームが登場しました。それが今回紹介する「Minesweeper Twist」という作品です。
普段のマインスイーパーはマスが正方形で、隣り合うマスは必ず8個と決まっていますよね。しかし、このマインスイーパーは6個から10個という変則的な数になっています。マスもグネグネとしていて、ぱっと見では隣り合うマスを見極めるのも難しいです。
本作には3段階の難易度が用意されており、1番低い難易度であれば簡単にクリアできますが、難易度を1つ上げるだけで一気にカオスになります。まずは隣接しているマスの数を丁寧に数えて、「これが1で隣接しているマスが9個あるから……」のように、いつものマインスイーパーの攻略法が全く通用しません。
また、マス目が歪んでいるせいか、じっと見ていると、目と脳が混乱し始めてしまいます。マインスイーパーは息抜きに遊ぶ方が多いと思いますが、私がプレイしたときは息抜きどころか、むしろ脳が汗をかいているような不思議な疲労感に見舞われました。その分、クリアできたときは、今までにない達成感を味わうことができますよ。
通常のマインスイーパーに物足りなさを感じている強者の方には、ぜひ遊んでみていただきたいです。
「Minesweeper Twist」は、Steam版(2月26日リリース)は470円、App Store版は600円で、Google Playでは無料で配信中です。なお、公式サイトではWebブラウザー上でお試しプレイができます。