ニュース

インストーラーに隠された悪意あるソフトの導入を阻止する「マルウェア」、Steamにて“非常に好評”を獲得

懐かしのインストールウィザードとの戦い、あなたは楽勝?

インストーラーに隠された悪意あるソフトの導入を阻止するゲーム「マルウェア」

 Odd Gamesは8月1日、PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて、ポイント&クリックゲーム「マルウェア」を発売した。日本語に対応しており、価格は350円(8月15日までセール中で20%OFFの280円、体験版も配信中)。同プラットフォーム上のユーザーレビューでは「非常に好評(好評率85%以上)」を獲得している。

 「マルウェア」は、インターネットが存在していた牧歌的な時代である1999年にタイムスリップし、当時の素朴で無力なネット民を悪意のあるインストーラーから守るストラテジーゲーム。何も考えずに[次へ]をクリックしてインストールを進めてしまうと、気がついたら不要なソフトやオプションを導入してしまった、というような“PCあるある”なテーマをゲーム作品の中に落とし込んでいる。

 ユーザーにマルウェアのインストールを誘導するため、悪徳ソフトウェアベンダーは通常のソフトウェアインストールプログラムに悪意のあるインストールオプションを隠そうと全力を尽くしてくる。プレイヤーは、ソフトウェアベンダーが設定する数多くの誘導を回避して、その手口を暴き、ソフトウェアのクリーンなインストール方法を公開していく。

 主人公は、悪意のあるインストールをクラッキングする優れたスキルで評判を得ており、マルウェアインストールのクラッキング注文が殺到しているようだ。当時の悪徳ソフトウェアベンダーとの戦いのリーダーとなって、ネット民たちからの依頼をこなし、名声と報酬を獲得していこう。

 なお、本作は「Steam ワークショップ」に対応しており、誰でも自由に独自の「マルウェア」インストーラーを作成して公開したり、ほかのプレイヤーが作成したユニークな罠を体験したりできる。