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Home/Pro版「Windows 11 バージョン 21H2」は10月10日で終了、後継版への移行を

アクティブ時間外にパッチ適用のための再起動、データ損失に注意

Windows 11のリリースヘルスダッシュボードにおける告知

 Home/Proエディションの「Windows 11 バージョン 21H2」が、米国時間10月10日でサービス終了を迎える。米Microsoftは8月31日(現地時間)、自社のサポートサイトで注意を喚起するとともに、後継バージョンへのアップグレードを呼びかけている。

 「Windows 11 バージョン 21H2」は、2021年10月にリリースされた最初のバージョン。Home/Proエディションの「Windows 11」には2年のサービス期間が設定されているため、2023年10月で満了となる。

 サービス期間が終了すると、セキュリティ関連を含むすべての更新プログラムが提供されなくなる。使い続けるのはリスクが高く、まったくおすすめできない。

 同社はセキュリティと生産性を維持するため、コンシューマーおよび非管理対象ビジネスデバイスで機能更新プログラム「Windows 11 バージョン 22H2」の自動適用をすでに開始している。「重要な更新プログラムのための再起動が予定されています」というダイアログが現れると、アクティブ時間外(ユーザーがOSを利用しない時間帯)にOSの再起動が自動で行われるため注意したい。作業の中断と保存を済ませ、パッチ適用のために手動でOSを再起動するのがおすすめだ。

再起動の予定を警告するダイアログ。アクティブ時間外(ユーザーがOSを利用しない時間帯)にアップグレード適用のためのOS再起動が行われるため、データ損失に注意

 なお、Enterprise/Educationエディションのサービス期間は3年。2024年10月8日までセキュリティアップデートを受けることができる。