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iPhone/iPadにまたゼロデイ脆弱性 ~iOS/iPadOS、macOS、watchOSなどにセキュリティパッチ
カーネルにおける特権昇格、証明書の検証不備、WebKitにおける任意コード実行の3件
2023年9月22日 05:07
米Appleは9月21日(現地時間)、自社製品に複数の脆弱性が発見されたことを明らかにした。「iOS」、「iPadOS」、「macOS」、「watchOS」、「Safari」でセキュリティアップデートが提供されている。
- iOS 17.0.1 and iPadOS 17.0.1
- iOS 16.7 and iPadOS 16.7
- watchOS 10.0.1
- watchOS 9.6.3
- macOS Ventura 13.6
- macOS Monterey 12.7
- Safari 16.6.1
今回修正された脆弱性は、以下の3件。いずれも「iOS 16.7」より前のバージョンで悪用された可能性が高いと報告されており、一刻も早い対処が必要だ。
- CVE-2023-41992:カーネルにおけるローカル特権昇格(iOS 16/17、watchOS 9/10、macOS Ventura/Monterey)
- CVE-2023-41991:証明書の検証不備(iOS 16/17、watchOS 9/10、macOS Ventura)
- CVE-2023-41993:「WebKit」における任意コード実行の問題(iOS 16/17、Safari 16.6)
また、「iOS 16.7」「iPadOS 16.7」、「macOS Monterey 12.7」「macOS Ventura 13.6」では追加のCVEエントリがあることが予告されている。
iPhone/iPadの場合、OSは自動で更新される。手動での更新も、「設定」アプリの[一般]-[ソフトウェア・アップデート]セクションから可能だ。