ニュース

Microsoft 365、2023年末までに「Meta Quest」シリーズに正式対応へ ~OfficeアプリがVRで利用可能に

「Meta Quest for Business」は来月から一般提供

「Meta Quest for Business」が来月10月に正式リリースへ

 米Metaは9月27日(現地時間)、開発者向け年次カンファレンス「Meta Connect 2023」において、ビジネス向けサブスクリプションサービス「Meta Quest for Business」を来月10月にリリースすると発表した。これまで日本をはじめ、米国、カナダ、英国を対象にベータプログラムの形で提供されていたが、いよいよ正式リリースを迎える模様だ。

 「Meta Quest for Business」は、同社が展開するVR・MRヘッドセット「Meta Quest」シリーズのサブスクリプションバンドル。ユーザー(ワークアカウント)・デバイス(MDM)・アプリケーションの管理、サポートなどの管理者機能を提供することで、企業などの組織内にVR・MRを簡単に導入できるようにする。このサービスでは「Microsoft Intune」、「VMWare Workspace ONE」などのソリューションサービスと互換性を持つ。

 また、MetaとMicrosoftとのパートナーシップに関する続報については、「Microsoft 365」が2023年末までに「Meta Quest」シリーズに対応すると発表。いよいよOfficeアプリ(WordやExcel、PowerPoint、Outlookなど)がVRで利用できるようになる。