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定番ベンチマーク「3DMark」が25周年、「Advanced Edition」が75%OFFで販売中

初期バージョンである「3DMark99」は現在でも入手可能

定番ベンチマーク「3DMark」が25周年

 フィンランドのULは10月26日(現地時間)、「3DMark」が25周年を迎えたと発表した。この四半世紀の間、PCハードウェアの最先端を発見するためベンチマークテストに参加してくれた「3DMark」コミュニティに感謝するとしている。

 「3DMark」は、PCのゲームパフォーマンスをテストしてスコア化し、比較できるようにしたベンチマークツール。対応OSはWindows 10/11(64bitのみ)で、iOS/Androidに対応するモバイル版もある。

 「Time Spy」「Night Raid」「Fire Strike」の3つを連続実行する「Basic Edition」ならば無償で利用可能。追加のテストが利用できる「Advanced Edition」(34.99米ドル)や、商用も可能な最上級版「Professional Edition」(年間1,695米ドルより、要見積もり)は有償だ。

 「3DMark」の初期バージョンである「3DMark 99」は、『MAX PAYNE』シリーズで知られるRemedy Entertainment社のゲームエンジン「MAX-FX」を「DirectX 6」に対応させ、ゲームを模したベンチマークテストでスコアを算出できるようにしたものだった。動作保証こそされないものの、現在でも同社のWebサイトから入手できる。

「3DMark99」のテスト画面(当時の窓の杜の記事より)

 なお、25周年を記念して現地時間30日まで「Advanced Edition」を75%OFFで提供するセールが実施されている。公式ストアのほか、「Steam」「Epic Games Store」で購入が可能だ。