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ゲームのようにModでシステムをカスタマイズする「Windhawk」がようやく正式版に
透明性・安定性に優れたフリーのシステムカスタマイズツール
2023年11月8日 13:05
システムカスタマイズツール「Windhawk」v1.4が、11月5日に公開された。本バージョンよりベータ版を卒業し、正式版として提供されるようだ。
「Windhawk」は、ゲームのようにMod(改造プログラム)を追加することでシステムを自由に拡張できるようにしたOSカスタマイズツール。Modのソースコードは公開されており、ユーザーが必要なModを選ぶと、「Windhawk」がそれをダウンロードしてローカルでコンパイルし、システムに適用する仕組みだ。初期状態に戻したい場合は、Modを無効化するか、削除すればよい。
システムをカスタマイズするツールは他にもあるが、その多くは内部がブラックボックスとなっている。そのため、万が一悪意ある操作を行っていても、それをユーザー側で知る術はない。その点、「Windhawk」はC++言語のModソースコードさえ読めれば、内容を事前にチェックできるため安心だ。
また、「Windhawk」はシステムの安定性に関しても十分な配慮が行われている。昨年12月にリリースされたv1.0以降、重要なシステムプロセスにデフォルトでコードを注入しないようにする仕組みや、万が一「エクスプローラー」などが操作不能になったときに役立つセーフモードなどが導入された。今回リリースされたv1.4でも、多くの修正が行われているようだ。
そのほかにも、正式版リリースにあたりインストーラーのサイズ削減や翻訳のアップデート(日本語にも対応)、より高度なオプションなどが導入されているとのこと。
ソフトウェア情報
- 「Windhawk」
- 【著作権者】
- Ramen Software
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.4(23/11/05)