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「Microsoft Teams」2024年1月の更新まとめ ~AIで会議の要約を作成する機能などが追加

Web版ではビデオの最大表示数が9画面に増加

 米Microsoftは、ビジネスコミュニケーションアプリ「Microsoft Teams」(デスクトップ・Web版)の2024年1月のアップデート内容一覧を発表した。

背景デコレーション機能「Decorate your background」

Decorate your background

 AIを活用した画像処理により、ビデオフィードのスナップショットを取得し、映っている本物の部屋の物理的要素に基づいた新しい画像を生成できる。ごちゃごちゃした周囲のものを取り除いてくれる“Clean up”、植物で緑豊かな雰囲気にする“Greenhouse”など公開中の5つのテーマいずれかを選択可能。

イマーシブスペース(Mesh in Teams)による3Dミーティング

Immersive spaces

 Teamsの展開するメタバース「Microsoft Mesh」を用いた没入型の3Dエクスペリエンスを使った会議を行えるようになった。できる。なお、本機能はTeams Premiumユーザーが対象。

「Intelligent recap」要約機能

 Copilot for Microsoft 365ユーザーは、会議の要約が利用できるようになった。パーソナライズされたタイムラインマーカーや出席・退席データ、画面共有の履歴やメンション履歴などを含めた録画を参照できる。

3×3ビデオ表示(Chrome版・Edge版)

 Chrome版およびEdge版では、従来4つまでしか表示できなかったビデオが3×3パネルの9つまで自動的に画面に表示されるようになった。

ビデオ・オーディオ調節機能の改善

フライアウトメニューで映像や音声を調節する

 会議のビデオ・オーディオ調節はフライアウトメニューから行えるようになり、視認性が向上した。オーディオでは音量、空間オーディオ、ノイズ抑制のコントロール、カメラでは背景の変更や、アバターへのアクセスが可能。明るさやソフトフォーカスも調整できるようになった。

 アップデートではそのほか、“Collaborative notes”機能改善や、SMSでのスケジュールテンプレート送信(米国、カナダ、イギリスでのみ対応)への対応が行われている。