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Microsoft、新しい「Teams」アプリのバルクインストーラーを公開

組織内のデバイスへ一括インストールするためのツール。削除も可能

Microsoft、新しい「Teams」アプリのバルクインストーラーを公開

 米Microsoftは2月2日(現地時間)、「Microsoft Teams」の新しいバルクインストーラーを公開した。Windows環境に対応しており、実行時は管理者権限が必要。

 同社は昨年10月に新しい「Teams」アプリを一般公開し、今年3月末をもってクラシック版を廃止する予定。これに合わせ、管理者が組織内のデバイスへ「Teams」アプリを一括配置(デプロイ)するツール(teamsbootstrapper.exe)も刷新される。

 このツールは、オンライン展開とオフライン展開の両方に対応する。デバイスのCPUアーキテクチャーを自動検出し、それに応じたインストーラーをダウンロード・インストールする場合はオンライン展開を、それ以外の場合はクライアントのダウンロードが1回で済み、インターネット帯域をあまり消費しないオフライン展開が向いているようだ。

 そのほかにも、新しい「Teams」アプリを一括削除するコマンドラインオプション(teamsbootstrapper.exe -x)も用意されているとのこと。マシンレベル・ユーザーレベルの両方で実行中インスタンスを停止し、「Teams」アプリを削除できる。新しい「Teams」アプリを自動開始するコマンドラインオプションも追加される予定だ。