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「Microsoft Teams」の旧クライアントアプリの完全廃止日が決定

2024年3月31日以降は新クライアントアプリに自動更新

「Microsoft Teams」の旧クライアントアプリの完全廃止日が決定

 米Microsoftは、「Microsoft Teams」における旧クライアントアプリ提供を3月31日に終了することを発表した。今後、新機能は新しいクライアントアプリのみに追加されるため、Microsoftは、新しいバージョンに更新することを強く勧めている。

 対象となるのはWindows/Mac/Web版で、教育機関・学生向け、政府機関向けのほか、教育機関を覗くポリシーなどで新しいクライアントアプリのインストールをブロックされているユーザーも含まれる。VDI(仮想デスクトップ)環境などその他の環境では6月1日まで利用可能だ。

 2024年2月1日以降、新しいクライアントに更新していないユーザーには、自動更新のタイムラインを通知する情報バナーがメインウィンドウの上部に表示される。

自動更新の通知バナー
サポートされていないOS(Windows10 LTSC を含む)を使用している場合の通知

 旧クライアントは3月31日以降、新しいクライアントに自動的に更新される。従来のクライアントはアンインストールされるため、この日付以降ユーザーは旧クライアントに切り替えることはできない。終了日以降「Microsoft Teams」を使用するには、新しいクライアントをインストールするか、Web版を開く必要がある。