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Xからの乗り換え有力候補「Bluesky」が登録制限を撤廃、招待コード不要で利用可能に

Twitter創業者発案の分散型SNS、いよいよ一般公開

分散型SNS「Bluesky」の登録制限が撤廃、招待コード不要に

 米Blueskyは2月6日(現地時間)、分散型ソーシャルネットワーキングサービス「Bluesky」の登録制限を撤廃した。招待コードが不要となり、誰でもサービスを利用可能となった。同SNSには、Webサイトやスマートフォンアプリから登録できる。

 「Bluesky」は、Twitterの共同創業者であるジャック・ドーシー氏らが発案し、昨年春からスタートした新たなSNS。X(旧Twitter)に似たUIと機能を持っており、短文や画像を投稿できる。UIも日本語化済みだ。

「Bluesky」はX(旧Twitter)に似たUIと機能を持つ

 Xでの凍結騒動などが起きた際、その代替SNSとして「Bluesky」に注目していたユーザーが多かったが、これまでは登録に招待コードが必要だったため、実際に移行したユーザーの数は限定的だった。

 同社によると、現時点で約300万人のユーザーが「Bluesky」のサービスを利用しているとのこと。招待制の撤廃により、ほかのSNSからさらにユーザーが流入して覇権を握るのか、それともXの牙城は崩せないままなのか、Xからの乗り換え有力候補の今後の動向に注目が集まるところだ。

「Bluesky」へはメールアドレスなどを入力すれば登録が可能