やじうまの杜

“なぜ人はリツイートするのか?” 旧Twitter社直伝! バズる投稿の仕組みを分析した資料が発掘されてXで話題に

これを読めば、誰でもバズるポストが作れる……かも?

 “やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
Twitter社(現X社)が公開している資料「#拡散の科学」

 X(旧Twitter)でバズりたい、バズるポスト(ツイート)を作りたい。ビジネスでXを使っている方は特にそう思われているのではないでしょうか。もちろん、個人でもバズるポストを投稿して注目を集めたり、フォロワー数を増やしたいと思われている方も多いと思います。

 ですが、バズりを狙って練りに練ったポストに限って意外と拡散されなかったりするもの。「こんなに面白いポストなのに、どうして拡散されないのだろう……」という思われた方も少なくないでしょう。逆に深く考えずに投稿したポストがなぜか拡散されて「SNSなにもわからない」となることも……。

 それでは、拡散されるポストにはどんな特徴があるのか。それを分析した旧Twitter社の「#拡散の科学」という資料が、いまXで話題になっています。



 PDFで全168ページという長大ボリュームを有する本資料では、人々がリツイート(リポスト)する動機を6種類の“熱量伝播”に分け、それらを具体化した16の“熱量”を特定しています。この熱量には「驚き」「楽しさ」「同調」「あるある」などの感情や反応が含まれています。

 そして、この熱量ごとに平均リツイート数や、動画・画像・テキストといったクリエイティブの割合、デモグラフィクス分析などが行われています。また拡散されやすいカテゴリや、投稿時間、文字数などとのリツイートの関係性についても分析されています。

 また最後には、実際にリツイートされる確率を上げるため、具体的なキャンペーン施策を作るヒントまでも記載されており、リツイートに限らずユーザーからエンゲージを獲得したい人へのノウハウが満載です。

リツイートする動機を6種類に分け、それぞれにどんな感情があるかを分析
16の熱量それぞれについて特徴を分析しています
拡散されやすい投稿時間帯の分析もあります

 資料自体は約2年前のもので、古い情報であるのは事実です。ただ、Xのヘビーユーザーを自称している私の主観では、本質は変わっていないと感じています。

 私も早速、このレポートの情報をもとにバズるポストを作っていきたいと思います。まずはこの記事が役に立ったと思う方、ぜひこのポスト(記事)を拡散してください~!

拡散されるツイートの特徴がまとまっています