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エクスプローラー代替アプリ「Files」v3.2、新レイアウトモードやアルバムカバーの編集機能を追加

安定性も大きく向上

「Files 3.2」が公開

 モダンなスタイルが魅力の高機能ファイラー「Files」が2月12日(日本時間)、v3.2へとアップデートされた。リストビューレイアウトのアップデート、プロパティウィンドウからのアルバムカバー編集、より高品質なサムネイルといった改善が盛り込まれている。

 「Files」は、Windows 11のデザイン言語「Fluent Design System」に準拠したファイル管理ソフト。OS標準の「エクスプローラー」に先んじて「Windows App SDK」を採用するなど、意欲的な開発が進められている。なぜか本家にはない[送る]コマンドを備えていたり、「Git」を統合している点も魅力だ。

 開発プロジェクトは「GitHub」でホストされており、ライセンスは「MIT」。対応OSは「Windows 10 バージョン 20H1」以降。

 今回のアップデートでは、内部設計を大幅に改善。大きなフォルダーをブラウズしたり、アイテムを追加・削除したときのクラッシュが減り、よりスムースに動作するようになった。

 また、以下の新機能も導入されている。

  • フォルダービューの新しいレイアウトオプション[一覧]モード。アイコンと名前だけをシンプルにリストアップし、より多くのアイテムを表示
    [一覧]モード
  • アルバムカバーをプロパティダイアログから直接編集
    アルバムカバーをプロパティダイアログから直接編集
  • ファイルのサムネイルを強化。解像度とコントラストを見直したほか、「OneDrive」でサムネイルの読み込みに失敗することがあるバグを修正
    ファイルのサムネイルを強化

ソフトウェア情報

「Files」
【著作権者】
Files Community
【対応OS】
Windows 10 バージョン 20H1以降(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎、Microsoft Storeから購入して開発を支援することも可能)
【バージョン】
3.2(24/02/12)