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3Dアバターのポーズ・アニメを定義したファイル形式「VRMA」が正式リリース

「VRoid Hub」や「VMagicMirror」ですでに対応

「VMagicMirror」で「VRMA」アニメーションを割り当てた様子

 VRMコンソーシアムは2月21日、「VRM」のアニメーションファイルフォーマット「VRMA」を正式リリースした。

 「VRM」(*.vrm)は、人型のキャラクターやアバターを扱うためのフォーマット。JSONによって3Dモデルやシーンを表現する「glTF」(GL Transmission Format)をベースとしており、クロスプラットフォームで扱えるほか、3Dアバター向けの機能、ライセンス情報の埋め込みなどに対応している。今回発表された「VRMA」(*.vrma)は、「VRM」モデルのアニメーションを記述するために定義されたもので、たとえば「挨拶する」「屈伸運動」といった動きを記述し、さまざまな「VRM」モデルに適用することができる。

 「VRMA」フォーマットは、すでに「VMagicMirror」などのアプリでサポートされている。「VRoid Hub」では、自分の投稿したキャラクターモデルに「VRMA」を追加し、キャラクターにポーズやアニメーションを適用して再生・撮影する「撮影ブース」が導入済みだ。「BOOTH」でも「VRMA」モーション・アニメーションの販売が開始されており、「BOOTH」の「VRoid Project」公式ショップで「VRMアニメーションファイル7種セット」が無償配布されている。

「VRoid Hub」で自分の投稿したキャラクターモデルに「VRMA」ポーズ・アニメーションを適用