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好みの3Dモデルが使えるAIデスクトップマスコットアプリ「CocoroAI」がリリース

「VOICEVOX」、「SHAREVOX」、「AivisSpeech」を組み合わせた発話にも対応

AI/VRMに対応したデスクトップマスコットアプリ「CocoroAI」

 AI/VRMに対応したデスクトップマスコットアプリ「CocoroAI」が、4月19日に公開された。現在、「BOOTH」から無償でダウンロード可能(要「Pixiv」アカウント)。編集部にてWindows 11で動作を確認している。執筆時点の最新版は4月21日にリリースされたv1.0.1 Beta。

 「CocoroAI」はVRMフォーマットに準拠した3Dモデルを読み込んで、デスクトップの好きなところにマスコットとして表示しておけるツール。「ChatGPT」や「Gemini」といったAIチャットサービスにも対応しており、APIキーさえあればテキストで対話できるほか、「VOICEVOX」、「SHAREVOX」、「AivisSpeech」を組み合わせた発話にも対応する。暇なときにスマートな会話を楽しめるのが大きな特徴だ。待機モーションが30種含まれているので、単にデスクトップマスコットとして表示させておいてもかわいい。

同梱されているVRMアバターはつくよみちゃん、初音ミクの2種類。好みのVRMアバターを読み込むこともできる

 起動するには、ダウンロードした書庫ファイルを適当なところへ展開し、「CocoroAI.exe」をダブルクリックすればよい。チャット画面や管理(設定)画面は、キャラクター上でマウスを右クリックするとアクセス可能。

 同梱されているVRMアバターは、以下の2種類。

 VRMアバターの切り替えは、管理画面の[Character]から可能。AIサービス(LLM)との連携も、ここで設定できる。

 表示関係の設定は、[Display]ページから可能。最前面への表示、マウス操作の邪魔にならないように自動で逃げる機能([Shift]キー押し下げて抑止)、自動的に移動する機能、「Ambient Occlusion」効果(陰影を強調して立体感を出す)、サイズの変更などの項目が用意されている。

表示関係の設定は、[Display]ページから可能
「Ambient Occlusion」効果を有効にした様子

ソフトウェア情報

「CocoroAI」
【著作権者】
ヒロナ 氏
【対応OS】
64bit版Windows 11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.1 Beta(25/04/21)