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無料の高機能テキストエディター「Mery」がWindowsのマイカ効果と国旗表示に対応
2024年2月27日 16:50
フリーの高機能テキストエディター「Mery」ベータ版が2月22日、v3.7.0へアップデートされた。本バージョンでは、UIの表示がWindows 11のマイカ効果に対応したほか、エディター上に国旗の絵文字を表示できるようになっている。
マイカ効果は雲母をイメージしたデザインで、ユーザーインターフェイスが背後にあるデスクトップ壁紙を反映した色になるほか、ウィンドウが非アクティブになると色が薄くなる。そのため、デスクトップの調和を保ちつつ、アクティブなウィンドウを視認しやすいのが特長だ。
「Mery」にマイカ効果を適用するには、[オプション]ダイアログの[基本]画面で[アプリのテーマ]を[マイカ]に切り替えればよい。なお、[マイカ]テーマはダーク系のみで[ライト]系の色合いは用意されていない
一方、国旗の絵文字は標準ではWindowsに含まれておらず、代わりに国名を2文字のアルファベットに省略したものが表示されていた。「Mery」では、WindowsにMozillaが提供している国旗フォント「twemoji-colr」を別途インストールすることで、絵文字の表示を実現している。
なお、国旗を表示するには[オプション]ダイアログの[DirectWrite]画面で、[DirectWriteを有効にする]および[カラー フォントを有効にする]オプションをONにすることが必要。システムに「twemoji-colr」がインストールされていれば、「Mery」上で改めて指定する必要はない。
「Mery」ベータ版は、64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/10/11に対応する寄付歓迎のフリーソフト。現在、作者のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Mery」ベータ版
- 【著作権者】
- kuro 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 3.7.0(24/02/27)