ニュース

「Photoshop」Windows版を更新するとフリーズ! 操作不能になる不具合が発生中

Adobeが2通りの回避策を案内

同社のコミュニティページ

 米Adobeは3月25日(現地時間)、2024年3月に配信された「Photoshop 2024」(v25.6)へアップデートすると、Windows環境で「Photoshop」がフリーズし、操作不能になる問題があることを明らかにした。2通りの回避策が案内されている。

「Microsoft IME」を以前のバージョンに戻す

 1つ目は「Microsoft IME」を以前のバージョンに戻す方法だ。タスクトレイにある「Microsoft IME」アイコン(「A」や「あ」など)を右クリックしてメニューから設定画面を開き、[全般]設定ページへ進んで下の方へスクロールし、[以前のバージョンの Microsoft IME を使う]というトグルスイッチをONにすればよい。

タスクトレイアイコンの右クリックメニューなどから「Microsoft IME」の設定ページを開く
[全般]設定ページへ進む
下の方へスクロールし、[以前のバージョンの Microsoft IME を使う]というトグルスイッチをONに

「Photoshop」のバージョンを下げる

 2つ目の方法は、「Photoshop」のバージョンをひとつ前のv25.5.1へ下げることだ。状況によっては設定やプリセットが初期化されることがあるので、データをバックアップしたうえで実施してほしい。

  1. Creative Cloud デスクトップアプリを開く
  2. アプリ左上にある[全てのアプリ]を選択し、「Photoshop」の項目の横にある[…]アイコンをクリック
  3. ドロップダウンリストで[他のバージョン]を選択
  4. リストから「Photoshop 25.5.1」の横にある[インストール]を選択