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「Microsoft Store」バッジが刷新、ライブラリも使いやすく ~2024年8月更新がテスト

期間限定イベントの仕組みも

現行の「ストア」アプリ(Microsoft Store)

 米Microsoftは8月7日(現地時間)、「ストア」アプリ(Microsoft Store)の2024年8月アップデートを「Windows Insider Program」のCanary/Devチャネルへ展開すると発表した。

ライブラリエクスペリエンスのアップデート

 今回のアップデートの目玉といえるのが、[ライブラリ]ページの改善だ。このページは基本的にインストール済みアプリをリストアップし、更新プログラムのチェックやその適用を行うためのページだった。

 しかし、最新のプレビュー版ではインストールされている製品だけでなく、所有しているすべての製品を一覧するためのページと位置付けられており、フィルターの既定は[インストールされている製品のみ表示]ではなくなる。フィルターボタンの左側には検索バーが追加され、購入済みのコンテンツをキーワードで探し出せるようになり、デバイスに足りないアプリ・ゲームを簡単に再インストールできる。

[ライブラリ]ページは「Microsoft Store」で購入済みコンテンツを一覧する場所に

アップデートとダウンロードの新しいページ

 この変更に合わせ、これまで[ライブラリ]ページが担っていたアップデート確認とダウンロード進捗を表示する機能は、専用のページに移管される。この新しいページではアクティブなダウンロードや保留中のアップデートだけでなく、最近インストールしたアップデートやアップデートのチェックも行える。保留中のアップデートやアクティブなダウンロードに関しては、新バージョンのリリースノートも確認可能だ。

アップデートとダウンロードの確認は新しい専用ページでチェックする仕組みに

 開発者がアプリやゲームのリリースノートをユーザーに提供したい場合は、コンテンツをストアへ提出する際に新着情報セクションの情報を更新すればよい。

期間限定イベント

 加えて、一部の地域ではゲームページに期間限定イベントを案内するセクションが追加される。これは実験的な機能で、現在は特定のパートナーが実施中のアプリ内イベントが案内されるのみだが、いずれは一般のデベロッパーにも開放されるだろう。

新しい「Microsoft Store」バッジ

 Webサイトに「Microsoft Store」のバッジを掲出している場合、そのデザインがアップデートされる。新しいバッジはバッジ作成ページで取得できるが、既存のバッジも自動で新しいバージョンへ置き換えられるので、デベロッパー側でのアクションは基本的に不要だ。

新しい「Microsoft Store」バッジ