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2024年7月の「Windows Update」適用で「BitLocker」の回復キーが必要になる問題は解決
8月のセキュリティパッチの適用を
2024年8月14日 13:00
米国時間7月9日にリリースされた2024年7月のセキュリティ更新プログラムを適用したWindows環境で、デバイスの起動時に「BitLocker」の回復画面が表示される問題は解決されたとのこと。米Microsoftが8月13日(現地時間)、「Windows release health」で明らかにした。
この問題は「設定」アプリの[プライバシーとセキュリティ]-[デバイスの暗号化]ページで[デバイスの暗号化]オプションを有効にしている環境で多く確認されており、いったん発生すると、ドライブのロックを解除するために「BitLocker」回復キーの入力が必要となる。回復キーがなければ、データ損失の恐れもあった。問題が影響するプラットフォームは、以下の通り。
- Windows 11 version 23H2
- Windows 11 version 22H2
- Windows 11 version 21H2
- Windows 10 version 22H2
- Windows 10 version 21H2
- Windows Server 2022
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
- Windows Server 2008 R2
- Windows Server 2008
同社によると、この問題は同日リリースされた2024年8月のセキュリティ更新プログラムで解決されているとのこと。このセキュリティパッチには多くの致命的な脆弱性、悪用が報告されている脆弱性に対する修正が含まれており、できるだけ早い適用をお勧めする。